ブログ記事を書くうえでいちばん大事な要素【意見と問いの関係性】

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こんにちは!ともわん(@TomoOne4)です。

ブログを書いているとこういうことないでしょうか?

  • ブログ記事って何を書いたらいいのかわからない。。
  • 結局何がいいたいのかわからない文章になってしまう。。

今回はこういった状況を解消するための「自分の意見」について書いていきます。

ブログの書き方7ポイントという、この記事よりも1段階俯瞰した記事も描いていますので、こちらもあわせてお読みいただけるとより分かると思います。

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意見こそ、ブログの最重要ポイント

ブログ記事を書くためにいちばん重要なのは、「自分の意見」です。

これがはっきりしていれば読者は

「この人はこういう事が言いたくてこの文章を書いているんだな」

と思ってくれます。

でもこう思いますよね。

「その意見がはっきりできてないから言いたいことがわからない文章になってしまうんだよ!」

そのためには、「問い」が重要なのです。

意見とは、自分が考えてきた「問い」に対して、自分が出した「答え」

意見を言うためには、いい「問い」を自分で立ててそれに対する「答え」を自分で導き出さないといけません。

例えば、

「子供にYouTubeを見せるのはやめるべき」

という意見の場合は、

問いが、

「子供に対してYouTubeは見せていいのか?」

になりますし、

その自分で出した答えになるのが=意見である

「子供にYouTubeを見せるのはやめるべき」になります。

なので実は思考回路としては、

問い → 意見

という順番になっているのです。そのため、問いを深く考えることが非常に重要になります。

TomoOne
TomoOne

確かに良い意見を出す人は、問いも深く考えていますよね。

しかし、この問いには厄介な特徴があります。

それは、

多くの場合、
問いというのは人が無意識にしていることなので意識するのが難しいのです。

ブログで書く自分の意見を見つけるためには?

どうやって自分の意見を見つけていったらいいのかというと、

道具を持ちましょう。

それは、「?」という道具です。

意識をして

「問い」→「答え」→「問い」→「答え」→「問い」→「答え」→「問い」→「答え」→・・・

を繰り返していく必要があります。

また、いきなり大きな問いに答えを出そうとすると、考えるのが嫌になります(地球温暖化を防止するために何ができるか?など)ので、

そうではなく、その問いを考えるために有効ないくつかの「問い」に分解していくことが重要です。

例をあげてみます。

地球温暖化を防止するために何ができるか?

以下に分解
・ゴミを減らすには?
・リサイクルをどうすればいいか?
・レジ袋を使わないようにするには?
・車の利用を減らし、公共交通機関を使うようにするには?
・環境にいい商品を買うようにするには?

こういった洗い出した問いを取捨選択、整理しながらそれぞれの問いについて、自問自答をしていきます。

この先に、はっきりと自分の考え=自分の意見が見えてくるようになります。

スゴイですよね。人間はこの作業を無意識でやっているんですから。

でもこれを文章にしようとすると、意識して問いから考えていかないとならないわけです。

それでは、「?」という道具の一例を見てみます。

  • 何が問題なのか?
  • 何が原因なのか?
  • 何が障害になっているのか?
  • 誰が鍵を握っているのか?
  • どうしたらできるのか?
  • 似た事例はないか?

おおよそこのあたりの問いを意識することで良い意見に洗練できてくるはずです!

意見のキモである、問いを立てる視野を広げていく

もう1つの問いに関する武器は、時間軸と空間軸の視野です。

次元を増やして考えましょう。

例えば、「今後やりたいことはありますか?」という質問があった場合、どういう問いに分解しますか?

  • 今後自分は何を目標にするか?
  • 今後自分が力を入れたいのは何か?
  • 今後自分が必ずやるべきことは何か?

このような感じだと思いますが、「今後」は未来のことなので正直根拠のない絵空事でしか無い問いです。

そこで、時間軸と空間軸の視野を広げる必要が出てきます。

あえて、遠回りをして時間軸を
「過去」→「現在」→「未来」
に向けてそれぞれ考えてみます。

すると、例えばこうなります。

  • 過去:これまでの仕事で最も充実感があったことは何だったか?
  • 現在:ここ最近で自分がやってしまったトラブルは何だったか?
  • 未来:3年後の自分はどうなっていたいか?

こんな感じで分解していくと、見えてくるものがあります。

また、

あえて、遠回りをして「空間軸」へ視野を広げてみます。
自分ではなく、他社や環境に目線を移していきます。
自分→自分の身の回り→社会→日本→世界→・・・

するとこういう問いも作れるようになります。

  • 上司や部下は、現在どんな問題を抱えているか?
  • 自分に何を期待しているか?
  • 所属グループは、今後どんな展開をしていくのか?
  • どんな人材をもとめているのか?
  • 自分の関心のある方面で、社会にはどんな問題が起きているのか?
  • 自分はどんな形で貢献できるのか?
  • そこで、自分はどうしたいのか?

図にするとこういう感じです。

ここまでできれば、問いマスターですね。

最初は意識しながらやっていきましょう。

まとめ:ブログにとって最重要な「自分の意見」の裏にある「問い」を意識せよ

ブログだけでなく、人が発信したものにはすべからく「作者の意見」があります。そして、その裏側には、その意見を導き出すための「問い」が隠れています。

僕はよく芸術作品を見るときに、

「この絵画を描いたときに作者は何を思っていたんだろう?、どういう気持だったんだろう?どういう背景からこの作品を生み出すエネルギーになったんだろう?」

などと考えてしまいます。

焼き物も、音楽もすべて同じですがこれも他人の「問い」を想像するということをしており、おそらく読んでいただいたみなさんも無意識にやっているはずです。

ブログで上手く書けない、結局何がいいたいのかわからない文章になるという人は、まずこの「問い」を意識するところから始めてみましょう。

参考資料

今回は、山田ズーニーさんの伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書) を参考にしました。

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