Python3 エンジニア認定データ分析試験に合格してみた(勉強方法・申込方法 / 2020年6月8日開始)

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Python3 エンジニア認定データ分析試験に合格しました。

この試験は、2020年6月8日から開始されたものなので、まだ受験された方は少ないと思いますが、

実体験を踏まえて受かった勉強法なども紹介していきます。

僕はエンジニアではありませんが、自分の業務やこれからを踏まえて必要な知識だと思ったので受験しました。

TomoOne
TomoOne

この記事は、

  • データ分析試験がわかる
  • データ分析試験に合格できる

を提供します。

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Python データ分析試験とは

正確には、「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」といい、Python3を使ったデータ分析の基礎知識、その方法を確認する試験です。

データ分析試験 – Python試験・資格、データ分析試験・資格を運営する一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会のページです。
<お知らせ>データ分析試験は7月1日より一部改訂が行われ、主教材が第二版に変更になりました。

試験概要をまとめます。

Pythonデータ分析試験概要

出題範囲

  • データエンジニアの役割
  • Pythonと環境
  • 実行環境
  • Python3 基礎
  • Jupyter Notebook
  • 数学基礎
    • 基礎知識(集合、ネイピア数、指数関数、対数関数、三角関数)
    • 線形代数(ベクトル、行列)
    • 基礎解析(微分、積分)
    • 確率・統計(最大値、最小値、平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差、相関係数、期待値、正規分布)
  • Numpy(配列や行列といったデータを効率的に扱えるパッケージ)
  • pandas(データ分析のための整形に使うパッケージ)
  • Matplotlib(Pythonに2次元のグラフを描画するためのライブラリ)
  • scikit-learn(機械学習やデータ解析のライブラリ)

70%以上で合格の選択式ですが、難易度は、「しっかり対策しないと落ちるレベル」だと思いました。

「えっ!」と思うのは、数学の部分ではないでしょうか?

普段扱っている方なら良いですが、大学生や社会人になってから数学を触っていない方には最初拒否反応があるかもしれません。

もみねこ
もみねこ

うわ〜〜

スウガク、ワケワカラン。。。

Python データ分析試験に受かるとどうなれるのか

この試験に受かると、Python3を使ったデータの扱いや、グラフの作り方、そして機械学習の基礎を習得することができます。

いくつかの特徴量(説明変数)から、目的変数を導く手法を手にすることになります。

TomoOne
TomoOne

たとえば、

イベントの参加人数とサービスの継続率の関連性を図に表したり、予測をしたり、

退勤時間や勤務時間と退職率の関連性があるのかをグラフ化して施策をたてることもできるようになります。

エンジニアでなくても実務に活かす幅が大きいのがこのデータ分析です。

Python データ分析試験合格への道のり

それでは、僕がどうやって合格したのかを説明していきます。

勉強時間

まず、合計での勉強時間は約1ヶ月間です。

平日は0〜1.5時間程度、休日は2〜3時間くらいやりました。

勉強方法

実施した勉強方法はとてもシンプルです。

公式テキスト、模擬試験、YouTubeをやるのみです!!

1.公式テキスト

まずは公式テキストを読んでいきます。ソフトカバーの書籍と、kindle版があるので自分に合う方を買います。

Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書 (AI&TECHNOLOGY) (日本語) 単行本(ソフトカバー)

Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書 Kindle版

読み方は、このようにしました。

  1. まずざっと1回読む
  2. 手を動かしてコードを実行しながら、わからないところはググりながらもう1回読む
  3. 模擬試験など解きながら確認用として読む

2.無料の模擬試験を受ける

Python認定スクールの企業が、無料の模擬試験が公開していたりするので、腕試しとしてやります。

PRIME STUDY(プライム・スタディ)
Python試験とPHP試験の無料模擬試験サイト

基礎の確認にはうってつけでしたので、この模擬試験と公式テキストを照らし合わせて知識を定着させていきます。

3.YouTubeで楽して学ぶ

YouTubeも僕は活用しました。

特に、数学部分です。公式テキストでは、ガチで分からなかったのでそこはYouTubeの分かりやすいチャンネルで学ぶことにしました。

TomoOne
TomoOne

微分積分て、何を意味していてどうやって求めるのか覚えていますか?

TomoOne
TomoOne

分散と標準偏差は何が異なるかわかりますか?

もみねこ
もみねこ

やめてくれ〜〜〜〜〜

こういった部分が「やめてくれ〜〜〜〜〜」という方は、ぜひこのチャンネルを見てみてください!

まずは、予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」というチャンネルのたくみ先生が解説している微分積分です。

ガチ理系の人で元予備校講師という「教えるプロ」が解説するとこんなに納得できるのかと感動すら覚えます。

このシリーズは微積以外にも統計や物理、科学など興味をそそられるテーマが多いので勉強の合間に見てみてください。

同じく数学・統計分野ではこの動画もとても良かったです。超わかる!授業動画
独特のリズムで話してくるのですが、とてもわかり易く記憶に残ります。

TomoOne
TomoOne

同じ内容を違う人が説明しているのを見ることはとても大事です。

違う視点や違う説明の仕方をしているので、納得や理解が段違いに上がります!!

その他だとPyQ

僕は使わなかったのですが、PyQというPythonのオンライン学習サービスを利用するというのも有効です。

【PyQ】いよいよ、誰でも機械学習を学べる時代へ

あの、IT系イベントのサイト『connpass』を開発、運営している、Python認定スクールの株式会社ビープラウドが提供する学習サービスです。

有料ですが、ガッツリやる場合はとても良い教材です。

Python データ分析試験の申込方法

まず、受ける日を決めてしまうのがいいですので最長1ヶ月後くらいのマイルストーンで試験の申込みをしてしまうのがおすすめです。

試験申込みページにアクセス

Odyssey CBTの「Pythonエンジニア認定試験」のデータ分析試験ページにアクセスします。

※いまなら、Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書とデータ分析試験の受験チケットのセット商品を8%オフで販売しています。キャンペーンページ

会場を探し、Odyssey IDを登録し申込みをする

試験会場を探す ページから、「都道府県から探す」を検索し、試験会場を探します。

家や職場に近い場所が見つかったら、その会場のサイトに遷移します。

遷移した会場のサイトの手順に沿って、登録を進め受験の際に必要なOdyssey IDを取得して決済を済ませます。(クレジットカードや振り込みが選べます)

さいごに:これからの時代はみんなでデータ分析をたしなもう

Pythonデータ分析試験は、数学的な知識やPython3の基礎知識、解析や統計の知識など幅広く必要になりますが、どの職種にも役に立つ知識です。

実際僕も、エンジニアではありません。

エンジニアでPython3をメインで書いていくという人以外でもやる価値は大いにあります。

TomoOne
TomoOne

個人的には、

学生時代に苦手だった微分積分や三角関数系の理解がやっとできたこと、

それを使ってなにを実現できるのかがPythonというツールを通じることでわかったことなど、

得られたものは大きかったです!!

ぜひチャレンジして、これからの時代に活用していきましょう!!

その後のキャリアパスとしては、Newpicksでも記事出している、データミックス社のサービスなど実践+学習で成長していく形になるかと思っています。

“意志ある人”のキャリアを飛躍させる「データサイエンス」の力
──近年、ビジネスにおいて「データサイエンス」についての知見が重要視されています。この背景には何があるのでしょうか。堅田 そもそも「データサイエンティスト」と呼ばれる職業ができたのは、2010年...

ちなみに、データ分析試験の前段にある、Python3 エンジニア検定基礎試験に合格したときの記事も上げてますのでこちらもよろしければ参考にしてみてください。

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